2016年3月10日木曜日

ブログ移転のお知らせ!

暖かくなったり、寒くなったりと春に向けて着々と気候が変化していますね。

さて、昨日3月9日にみた接骨院は11歳の誕生日を迎えました!!多くの患者様に来ていただき、家族、スタッフ、諸先輩方に助けていただきながらあっという間に時間が過ぎて行きました。本当にありがとうございます。

さて、このブログは5年間にHPを作り替えたときに立ち上げました。どうでも良いようなことを書き続けて5年が経ち、投稿数はほぼ600になりました。年間120,月に10前後のブログを書いてきたことになります。たいてい毎週月曜日に書いていたのですが、自分の考えていることを言語化して、表現することで考えをまとめたり、伝えるための方法を学んできました。

あの日、新しいHPを公開して、ブログも立ち上げて喜びを感じていたところ、直後の3月11日にあの震災が起こりました。喜びは一気に急降下して、遠い東北に対して何も出来ない自分の無力感へと変わって行きました。そこからあれこれと動きだし、支援物資を集めて現地に送ったり、知り合った方と一緒に陸前高田に行ったり、気がついたら気仙沼に親戚のおばさんを訪ねるような感覚で通っていました(笑)

こうして長くあれこれと書き続けてきたブログですが、11歳の誕生日を迎えたところで接骨院のHPを5年ぶりにリニューアルしました。と同時に、ブログはHP内に収まることになり、このブログの果たしてきた役割を終えることになりました。もちろん様々な思いが残っているので、このブログを削除して、いままでの投稿を消すようなことはせずに、このまま残しておきます。僕もたまには読みたいですし。

ということで、こちらのブログは新規の投稿はなくなりますが、引き続き新しいブログの方もよろしくお願いします!

新しいHP、ブログはこちらと言っても、以前とHPのアドレスは変わりません!

2016年3月4日金曜日

こども’ゆめ’応援事業講演会に行ってきました!

image3月2日に隣の地区にある笹下中学校から「こども’ゆめ’応援事業講演会」での講師の依頼をいただきました。中学生400名+地域の方々+先生方含めて430名くらいの参加で無事に終了しました。今年の接骨院の目標に「地域、社会貢献活動」と言うことを掲げているので、まさに渡りに船!といったご依頼で、喜んでお受けしました。

笹下中学校にはこれまで2回、1年生向けの職業講話でお邪魔しておりますが、今回の講演会は「職業と自己、職業と社会の関わりなど、講演者の真摯な生き方の話しなどにより、自分の人生や将来像に対して希望を持って夢を育み、自己実現の意思力を高めさせる」という壮大な目的のために行われるものでした。事業自体は港南区で行われており、地域、学校、家庭が密接な関係を築くように年に1回行われているようです。
テーマはかなり自由度が高かったので、今回はNLPトレーナーという立場で「夢を叶えるために」という題で、コミュニケーション脳力ついて1時間お話しをさせていただきました。中学生同士のコミュニケーションはLINEなどSNSを通じて行われる時代なので、リアルなコミュニケーションは徐々に下手になっているようです。先生方もそのあたりは危惧されており、相手との距離感が上手く取れないことが多いようです。
image
ほぼこちらにお任せのご依頼だったので、こちらとして色々と仕掛けを?作りやすく英語でプレゼンをスタートするという先制パンチで始めました(笑)当然会場の中学生は???となり、序盤戦は意図通り大混乱になりました。中盤からは脳科学のことも盛り込みながら様々な角度からコミュニケーションに必要なスキルなどをワークをしながら落とし込んで行きました。
基本的なテーマは「夢を叶えるために」なので、コミュニケーション能力が上がれば、夢を実現しやすいことを様々な例を交えて伝えて行きました。プロサッカー選手になりたいという夢があっても、監督やチームメイト、フロントスタッフや家族、友人などどう考えても関わる人が多いので、1人だけの力では実現できません。その時にコミュニケーションが上手に取れれば助けてくれる人も出てくるはずです。
今回は中学生が相手ですが、学術的な話しをかなりふんだんに盛り込みました。裏付けのあるデータであることで信憑性も増すはずです。また男女二人で組んで、5つのワークにも取り組んでもらいました。年齢的には正直難しいかな?と思ったのですが、コミュニケーションを取るためには男女の壁は取り払った方が将来にわたって役に立つはずなので、敢えてやってもらいました。最後の方はかなり盛り上がり、こちらの意図した通りの終わり方になりました。
終了後に校長先生と担当の先生とお話しする機会をいただいたのですが、学生さん達以上に先生方が真面目に取り組んで下さったとお聞きし、今後の生徒さん達とのコミュニケーションが円滑になってくれたらと思います。
コミュニケーションは誰かだけが持っている特別な能力ではなく、スキルである!と考えているので、毎日コツコツと練習することで確実に効果が出ます。練習を重ねた生徒さんは大きな成長を得ることが出来ると思います。数年後にあったときにビックリさせてくれる人は出るか??ちょっと楽しみです。
今回のような地域の活動には積極的に出て行きたいと考えておりまますので、遠慮なく声をかけて下さい!!

2016年2月29日月曜日

高校生のタバタトレーニング!

今年はうるう年なので、なんとなくお得な一日になりましたね。

さて先週の金曜日に接骨院で自分のためにタバタトレーニングをしました。当然1人では追い込めないので、増永君に手伝ってもらいました。いつも行っている栄スポーツセンターのエアロバイクとはちょっと構造が違うので、ブレーキをかけたり負荷を調整する人が必要になります。もちろんタバタトレーニングには励ましてくれる人が絶対に必要です。

かなり回転数が上がるので、負荷が軽いと自分で回しているのか、回されているのかが判らなくなります。そうなるとどうしても心拍数が上がらないので、追い込む目的の時には負荷をかけて回転数を抑える必要がありますね。ということで、増永君に調整をお願いして、がっちり追い込んで終りました(汗)おかげで日曜日にbikeのトレーニング時には心拍数には余裕を持って走ることが出来ました。明らかに以前との違いを感じています。

さて、今日は陸上部の高校生がタバタトレーニングをしたいということで案内しました。中距離選手のため、無酸素運動と有酸素運動の両方をバッチリ刺激できるタバタトレーニングは非常に向いていると思います。たまたま大腿の肉離れをしていたことと、さらに試験機関のため練習が出来ないためリハビリを兼ねて心肺機能を高めようという狙いで行いました。

普段から学校にあるエアロバイクを使っていることもあり、ペダリングスキルはさすがでした。またシューズとペダルがくっつくビンディングシューズが使えるのでそちらを装着してタバタトレーニングを行いました。
学校では80%くらいで40秒間漕ぐというメニューを自主的にやっていたようですが、100%で漕ぐところにミソがあるので、20秒全力+10秒休憩のタバタトレーニングを6セット行いました。今回は増永君がトレーナーとしてサポートしたのですが、増永君自身もタバタトレーニングでは相当の追い込みが出来ますが、さすが若さがある高校生は違いますね。増永君と同じか、それ以上の追い込みを見せていました。前半は余裕を感じたようですが、セット数を重ねるにつれて心拍数は下がらず、足も酸欠になってくるのでガチガチになり動けなくなってゆきます。さらに心拍数もあがったままなので本人の中では相当の地獄を味わっていたと思います。

たまたまその時間は他の患者様もいたしたのですが、彼の姿を見て一緒に苦しさを味わっていたようです(笑)なぜか部屋の中の温度が急激に上がったのを僕も感じました。6セット終ってbikeから降りたときには疲労困憊で足に力が入らず崩れるようにして座り込んでいました。その姿は増永君と全く一緒です。そのまま10分ほど休んで帰りました。

感想を聞いてみたところ「これはヤバイです」と想像を超えた辛さがあったようです。陸上の選手は距離を走ったり、高負荷のトレーニングを続ける傾向があるのですが、走らずに心肺機能を高めることが出来るので怪我のリスクを減らせます。もちろん走るメニューも神経伝達的には必要ですが、走りすぎて怪我をしがちな選手にはオススメです。また中距離だけではなくマラソンやトライアスロンの選手にもオススメです!

2016年2月22日月曜日

NLPトレーナー合宿@沖縄

2月20日から1泊2日で沖縄に行ってきました。ちょうどプロ野球のキャンプが行われているからなのか?行きの飛行機は満員でした。もう少し暖かいと思っていたのですが沖縄の天候はコロコロ変わるらしく、着いた日は太陽も隠れて肌寒い一日になりました。

今回の沖縄訪問は2014年に一緒にアメリカでNLPトレーナートレーニングを受けた仲間と集まり、勉強会をすることが目的でした。仲間は日本中に広がっているので、年に2~3回ほど場所を決めて集まり、それぞれの活動や症例をシェアし合うことで自分たちの枠組みを広げています。

今回は沖縄や奈良でワンネスグループという依存症回復施設を運営してる矢澤氏がホストとなり、南城市にある滞在型回復施設を借りて1泊2日での開催となり神奈川、石川、福岡、大阪、奈良、神戸から7名の仲間が集合しました。かなり久しぶりの再会ですが、会った瞬間からすぐにアメリカで一緒にNLPトレーニングをした頃に戻れるから不思議です。

この仲間で集まったときの一番の特徴は、とにかく「笑う」事が多いことです。会った瞬間から笑い始めて、食べていても、語っていても常に笑い声が聞こえます。脳は楽しいことや面白いことをして笑っている時に脳内にたくさんのホルモンが出ます。このホルモンが免疫力を高め、人間が本来持っている素晴らしい能力を高めてくれます。だからこそ、トレーナー仲間に会ったときにクリエイティブなことを思いついたり、深く共感し合えありするのだと思います。
普段はそれぞれ仕事が全く違うので、それぞれの立場でのNLPの使い方や伝え方は違うものになりますが、夜中中話し合って判ったことは「我々が目指している本質はすべて同じだった」と言うことでした。
特に依存症や内科的な病気、外科的な痛みについては、どのようにして脳を使うか?どうやって痛みなどとポジティブに付き合うか?などはそれぞれがこれまで経験してきたことなので、どの本に載っていることよりも活きた話しでした。

これまで自分が接骨院でやってきたことは自分の仕事と比較してもわからないものですが、仲間とシェアすることで他の場所や環境でも同じような使い方をして結果を出している事を知ると、今まで自分がやってきたことが正しかった!ということを再確認することが出来ました。

結局この日は夜中の2時くらいに仕方なく?寝ることになりました。本当に楽しすぎて寝るのが勿体ないくらいでした(笑)つづく

2016年2月16日火曜日

スピンバイクを導入しました!

週末は春の嵐でまるで台風のようでしたね。いつもならば室内が曇る北側の寝室ですが、この日は外側が曇るというまさかの状況でした。

さて、先週の土曜日にかねてから導入したかったスピンバイクを導入しました!!以前ブログに秘密兵器とお伝えしたのはこれです(笑)

元々はあちこちを怪我をしている部活選手達が、怪我したところを動かすことが出来ずせっかく鍛えた心肺機能が低下して行くのをどうにか食い止められないか?と言うところからエアロバイクやスピンバイクの導入を考えていました。

我々は怪我を治すことが仕事ですが、ただ治して「はい終わり!」ではなく、復帰してからの事も視野に入れる必要があります。そのために、この練習はしても大丈夫、これはやめておいた方が良い、この筋トレは出来るはず、そろそろジョギングは大丈夫だと思うなど状況に応じて伝えてきました。

しかし選手側も怪我しているところ以外の筋トレはどうにか出来ても、怪我したところに負荷を与えずに心肺機能を鍛えるのは非常に困難な場合が多く、特に陸上選手や水泳選手は練習を休むことでの心肺機能の低下が著しく、怪我が治り競技に復帰してから非常に苦労します。もちろん怪我を治すことが最優先なのは言うまでもありませんが、復帰後になるべく早く心肺機能を元の競技レベルまで戻せたら、選手としてもどれだけ安心できるでしょうか。

今年から増永君と一緒に始めた「タバタトレーニング」は無酸素運動と有酸素運動のエネルギー供給システムを同時に刺激できるトレーニングで、かなり辛いトレーニングですが短時間ですむというメリットがあります。栄スポーツセンターで週1回の頻度で行っていますが、たまたま2月14日(日曜日)に2ヶ月ぶりにサッカーの試合を80分した増永君は、以前よりも苦しくない状態でプレーを続けられ、筋肉的にも心肺機能的にも明らかな差を感じたそうです(タバタトレーニング以外はランニング等はしていません)また僕も限界に近い状態で走った時に過去最高の心拍数を出せました。

ということで、今回導入したライフサイクルGXというマシーンは有酸素運動を中心に、タバタトレーニングのようなハードなトレーニングも可能です。また心拍数をモニタリングしながら漕ぐことが出来るので、より脂肪燃焼できるゾーンを逃すことなくトレーニングができます。

また通常のエアロバイクに比べると、サドル、ハンドルなどの調整幅が大きくどのような方にも最適なポジションで使っていただくことが出来ます。実はバイクはポジションが大切で、合っていないと股の筋肉だけ疲れ切ってしまうこともよくあります。この辺りはスポーツバイクを乗っている経験を活かして設定させていただきます。

本気で脂肪を落としたい!怪我している間に心肺機能を落としたくない!走るのはイヤだ!などなどのニーズにはお応えできますので、いつでも言ってくださいね。マンツーマントレーニングと同じ枠でご利用いただけます。

2016年2月10日水曜日

タバタトレーニング@接骨院

日中は穏やかな気温が続いています。昨日は春一番の様な風が吹いていましたが、今日は収まって気温も上がっています。
さて、今日は接骨院でトレーニングを続けている方の内容を特別に?公開します。

患者様のNさんは長年趣味でテニスを楽しんでおり、一日でも長くテニスを続けたい!という高いモチベーションをお持ちです。年齢を重ねるにつれてテニスを続けるためには筋力が必要だと判っていながらも、どうしてもご自宅ではトレーニングは出来ず、かといってスポーツクラブに行く時間もない・・。ということで治療のついでにトレーニングが出来、さらにマンツーマンの厳しい指導?付き、短時間で結果が出るパワープレートを週2回~3回続けて来られました。また最近は膝の正しい使い方をマスターするためにリアラインシューズのトレーニングもやっておられます。

継続したトレーニングの成果が出て、仲間とのテニスでは体重の乗ったボールを安定して打てるようになり、以前は取れなかったようなボールに食らいつけるようになってきたそうです。

あるとき、我々がスポーツセンターで行っているタバタトレーニングの話しをしたところ、ご興味をもたれたようだったので、接骨院でテニス用タバタトレーニングに挑戦してみては?とオススメしたところ「初心者向けで」という条件付きでタバタトレーニングをすることになりました。

タバタトレーニングは短時間で有酸素性エネルギー供給システムと無酸素性エネルギー供給システムを同時に鍛えられるトレーニングとして海外で有名になりました。タバタ博士が考案した方法で、論文として発表されました。20秒間全力で動き、10秒休むを6セット~8セット繰返し、疲労困憊になるというかなりハードなトレーニングです。

今日のNさんのタバタトレーニングはサイドステップ、前後ステップ、マウンテンクライマーの3つを順番に2セット行いました。サイド、前後の動きはテニスにそのまま使えるので、試合中の動きに繋がるように入れています。最初はさほどきつく感じませんが、セットを重ねて行くと10秒のインターバルでは心拍数が落ちなくなるため、最後まで呼吸はきつくなります(→実はこれが有酸素、無酸素供給システムを刺激するので大切です)

時間にして4分ほどのトレーニングですが、終ると肩で息をしている状態になり、やたらに汗が出ます。寒い季節に短時間であれだけ汗が出るトレーニングは珍しいと思います。Nさん曰く、テニスでもこんなに汗は出ないそうです。またご自宅で体脂肪計に乗ったら、タバタをした日は脂肪量が1%減っていたと言っていました(タバタだけの効果とは言いにくいですが・・)

論文上では週2回~3回、6週間続けると効果を感じられると書いてあります。さすがに週3回できる方は少ないと思いますが、継続すれば日常生活でも、プレー中でも違いを感じられるはずです。

もともとタバタトレーニングはかなりハードな動きなので、単純な動きが適しています。そこで今週末に秘密兵器がみた接骨院にやってくる予定です!乞うご期待ください!
ということで、今夜は増永君とスポーツセンターでタバタトレーニングやってきます。マラソン大会や所用で2週間やっていないので、ちょっと心配ですが(汗)

2016年2月8日月曜日

体幹パワー活用クロール??

雪予報が覆り?快晴に恵まれた週明けになりました。雪が降ったらどうしよう・・と思っていたので、ちょっと得した気分です(笑)

さて、日曜日の夜に国立オリンピック記念少年センターで「体幹パワー活用クロール」なるセミナーを受けてきました。トライアスロンの世界ではかなり有名な八田さん(ブログはこちら)と、元ソウルナオリンピック、バタフライ代表選手の三浦さん(ブログはこちら)が手を組んで、トライアスリート向けにどうやったら持っている体幹の力を活かして楽に泳げるか?ということを追求するセミナーで、前半2時間を講座、後半2時間をプールでの実技とかなり充実した内容になりました。

初めて国立オリンピック記念少年センターなる施設に行ったのですが、あまりにも大きくて立派な施設に驚きました。元々は東京オリンピック時に選手村として使われていた場所だったようですが、現在はスポーツ棟、セミナー棟、宿泊棟など合宿を始め様々なセミナーが行われているようです。

「体幹」と聞くとサッカーの長友選手の名前が有名ですが、小さい身体で走り負けず、コンタクトされても負けない力は、日々続けている体幹トレーニングから生まれている事は様々なメディアで取り上げられています。またトレーニング系の雑誌でも「体幹トレーニング」についての特集があちこちで組まれていますし、ランニングなどでも体幹を活かした走りをしましょう!等と言われています。もちろんトライアスロンの世界でも、自転車の世界でも体幹については言われています。

ダビンチが、「体幹って何ですか?」と聞かれて明確に答えられる人は少ないと思います。それほど世の中には「体幹」という言葉が先走っています(笑)何となく体幹という言葉を使って、何となく体幹を使ってますと言った状況がほとんどだと思います。

この体幹について判りやすく図解しているのが、レオナルド・ダ・ビンチが描いたこの「ウィトルウィウス的人体図」です。人が手足を伸ばして立っている図なのですが、力はこの図のように、お腹周りが一番力を出せて、遠心上に末端(手足)に向うにつれて出せる力が弱くなって行きます。どんなに末端部の筋力があったとしても、それを支える体幹部分が上手く使えなければ大きな力を出すことは出来ません。

わかりやすい例は介護です。ベットに寝ている方を車いすなどに移乗する際に、上半身だけの力で引き起こすのは容易ではありません(大抵、これで腰を痛めます)ましてや相手が全く力を入れること出来ない状態だったらなおさらです。そこで相手と密着して体幹の力を利用して抱きかかえるようにすると負担が少なく移乗が可能です。実は意識しないでやっている動作で上手いこと体幹を使っていることがあります。逆に上手く行かないときにギックリ腰をやったりするわけです。

で、今回のセミナーではこの「体幹」を活かしてクロールをするにはどうしたらよいのか?何に気をつけて泳ぐのか?などを中心に座学で学びました。そもそも水の中で泳ぐときには陸上のように身体を支えてくれるものが無いため、これまで体幹を使ってる!という実感がないままこれまで練習をしてきたので、講義を受ける前は「???」な感じでした。

が、実際に理論を知ってみるとこれまで習って実践してきた理論とほぼ一致しており、さらにそこに大きな力を加えるヒントがたくさん隠れていました。この泳ぎ方を初めて知った他の受講生は????状態の方もいたようですが、三浦コーチの判りやすい指導のお陰で、最後は皆さん何かを掴んでいるようでした。

これまで25mプールを泳ぐ際に22ストロークかかっていました(22回腕を回して25m泳ぐ)が、講習後に泳いでみたら18ストロークに!!4ストロークも減ったわけです。単純に1ストロークで進む距離が約20cmも伸びたわけです!!実はこれは凄い事で、トライアスロンのオリンピックディスタンスでは1.5km泳ぐので、240ストロークの差になります。細かいことですが、積み重ねて行くとバカにならない事です。おまけに力が出せて水を押せているのでグイグイ進んでいる感覚もあるためとても気持ちよく泳げます。

これまでの方法も決して悪くなかったですし、疲れにくかったのですが体幹を活かした泳ぎ方が出来るようなればさらに楽に泳げそうです。もちろんかなりの練習は必要なので、コツコツとやってみることにします。また今回の体幹を意識することで、ランやバイクでも同様に体幹を活かして行けそうな気配を感じました。理解が進めば進むほど、身体って面白い!凄い!って感じます。可能な限りシェアしますね。

そういえば、もう少ししたら凄いトレーニングマシンが届きます!こちらも?ご期待ください。これまで出来なかったようなトレーニングが接骨院で可能になります!到着次第、報告しますね!

2016年2月4日木曜日

リアラインシューズSサイズ登場!

今日は立春ですね。暦上ではもう春になりますが、まだまだ寒さは厳しさを増すばかり・・

先日走った若潮マラソンの筋肉痛も大分取れてきました。たった21kmとはいえ、ダメージの蓄積とは恐ろしいものです。今週はゆっくり身体を休める予定でいます。

さて、多くの方に使って頂いているリアラインシューズですが、これまで1サイズしかなかったため、
リアラインシューズを使って正しく動きを再教育をした方が良い!と思っても、靴のサイズが小さすぎるとベルトが届かず使えないし、仮に靴が入ったとしても重すぎて小学生には使いにくい状況でした。

しかし、2月になって製造元がSサイズを販売するようになり、24cm以下の方でもリアラインシューズの利用が可能になりました!我々はリアラインシューズの小さいサイズを心待ちにしていました(実はLサイズも出ました)
サイズを比べるとSサイズの小ささが判ります
というのも、歩き方のクセはすでに小学生でもでており、現に小2の息子は内側の踵が極端にすり減っており、妙な歩き方をしています。さらに3歳になる次男も同じように踵の内側がすり減り、つま先もやたらにすり減っています。

もちろん自分の息子だけではなく、来院される学生さんの靴を見ていると、痛みのあるなしにかかわらず、かなりクセが出ています。大人も同様です。

右足踵が大きく膨らんでいます
誰に教わることなく歩き方を勝手に?学習してきた人類ですが、単なる「移動」だけで考えるとさほど問題はないかも知れませんが、「運動」として走ったり、跳んだりを繰り返すと、着地位置のアンバランスで膝や腰に負担が大きくなります。小学校の低学年ではさほど体重もありませんからたいした刺激にはなりませんが、中学校、高校となると体重も増えてダメージは大きくなって行きます。

さらに「関節の変形」と呼ばれるような経年変化が出てくる頃になると、正しい着地と、正しい関節の曲げ伸ばしが出来ないことで強い関節痛に悩まされます。

新しいリアラインシューズは今使っている物に比べると形もシェイプされて、かなり軽量化されています。またベルトの装着部分が改良されてずれにくくなりました。さらに素材が柔らかいので、今まで以上にバランスが取りやすくなりました。

これで小学生でもリアラインシューズの利用が可能になったので、膝の痛みを抱えていたり、靴が極端にすり減っている場合などはぜひご相談下さい!なるべく早く対応した方が、中学校、高校で苦しまなくてすみます。もちろん大人も同じです。また競技のパフォーマンスを高めたい方もご相談下さい!


2016年2月1日月曜日

若潮マラソン!

あっという間に2月になりました。つい先日お正月を迎えたと思っていたのに・・
今年はうるう年なので例年よりも一日長いですが、2月もあっという間に終りそうですね。

さて今年最初のチャレンジでもある「若潮マラソン」に行ってきました。昨年この大会でフルマラソンデビューしており、自分の中では思いでのある大会です。土曜日は天気が悪く、館山周辺はかなり雨が降っていました。雨の中でのマラソンはかなり体温が下がるので、低体温症のリスクと風邪のリスクが相当高まります。なので朝起きた段階で、雨が降っていたら棄権しよう!と思っていました。が、期待に反して?館山周辺は曇りになりました(汗)

この大会はフルマラソンに7500人、10kmに2500人と地方大会の中ではそこそこの規模です。もちろん東京マラソンや横浜マラソンのような大きな大会のようにエイドステーションで食べられるものがやたらに豪華だったり、10kmおきにタイムが計測されると言ったサービスは少ないですが、沿道からの応援や、おもてなし感は大分な大会に負けてはいません。何よりも内房の温暖な気候と沿道に花がたくさん咲いているなど、ここでしか見られない景色の良さがあります。

マラソン大会は館山駅近くの運動公園からスタートして、半島を回って山の中を走り、元の海岸線に戻ってくるコースで、ちょいちょいアップダウンがあります。また30km過ぎに急激な登りがあり若潮マラソン名物?になっています。昨年この激坂に苦しめられたことを思い出しました(汗)

今回もスタートは感想予想時刻に沿って並びました。自分は4時間30分~5時間というところに並びスタートを迎えました。寒かったので100均で買ったレインコートを着て、手袋、耳当てを付けて走り出しました。さんざん着込んだのですが、走り出して2kmくらいには身体が温まってレインコート、手袋、耳当ても外しました(笑)館山は暖かいみたいです


12月の湘南国際マラソンではハーフ辺りまでペースを一定にして順調でしたが、後半から大崩れして失速、フォームはバラバラ、痛みアリでボロボロの状態でゴールしました。もともとトライアスロンの練習の一環としてフルマラソンに挑戦していましたが、ボロボロでゴールしても得るものは少なく、ダメージばかりが大きくなります。

そこで湘南国際マラソンの反省を活かし、レース前夜に若潮マラソンの意図を設定しました。今回はフォーム、ピッチ、上下動をある一定の数字内に収めることにしました。またペースは決めずに「気持ちよく走れるスピードで」という設定しました。もちろん心拍数的には無理のかからない範囲です。

この設定にして走り始めたら、なんとなく小気味の良いリズムで走ることが出来て、苦しむことなくたくさんのランナーを抜き去ることが出来て、さらに心地よさを感じました。ほんの数年前まで走るのが嫌で仕方なかった頃が懐かしいです(笑)

距離を重ねても意識することは変わりなく走り続けることが出来ました。面白いことに、ペースを決めていないのに1km辺りのラップはほぼ同じタイムを示しました。途中の給水などを除けば不思議なほど一定のペースで走っていることがGPSウォッチのデータで判りました。

それでも距離が重なるにつれて足が重くなってきて、何だかリズムも取りにくくなり段々と集中力も切れてきました。ちょうどハーフ地点21kmが近づいてきた頃に今日はここでやめよう!と決意しました。ハーフ以降は辛くなるだけで気持ちよさは全くなくなることは湘南国際マラソンでも経験済みです。フォームも崩れてくるし、身体のダメージも大きくなります。そうなると前夜に設定した意図を大きく外れることになります。なので納得のリタイアとしました。

本来はトライアスロンの練習の一環であるという基本を忘れて、根性練習?をしても効果は薄いのでハーフからちょっと行ったところにあるバスに乗ってゴール地点にワープしました。車内からみえる選手のほとんどはフォームが崩れ、足を引きずっています。距離を重ねるほど地獄が待っているわけです。

ということで、2回目の若潮マラソンは途中棄権となりました。が、レース内容には非常に満足しています。というのも狙っていた意図の通り走れたからです。また若潮マラソンのコースはちょこちょこアップダウンがあるのですが、それを含めてもほぼ一定のペースで走れたのはタバタトレーニングのお陰では?と秘かに思っています。

というのは1月はトータルで100kmも走っておらず、おまけに1回に13km以上走った覚えもありません。長距離の練習をほとんどせずに一定のペースで走れたわけです。また短い距離でもしっかりと心拍数を追い込んで走って来たことも功を奏したのかも知れません。

今後はフルマラソンには出ずに、ハーフマラソンに出ることにして、その中でどれだけスピードを上げられるか?に注力して行こうと思います。また苦しい苦しいタバタトレーニングが一定の効果を出すことも実感したので、増永君と一緒に続けて行こうと思います。

ということで、今回のフルマラソンチャレンジは非常に学びのあるものになりました。「意図の設定」って本当に大切なことですから、ご自分がチャレンジしていることはどのような意図を持ってやっているのかを意識することをオススメします!

2016年1月30日土曜日

第5回院内勉強会!

週末は雪が降る!と大騒ぎしていましたが、フタを開けたら思ったら横浜は雨ですみました。まだまだ雪に関しては2月も気が抜けませんが・・

さて、金曜日の夜に院内の勉強会を開催しました。先週は超音波の勉強会で、今週はスタッフによる勉強会でした。この勉強会も1周回って2周目に入りました。担当者が自分の好きなテーマについて1時間~1時間30分ほど話すというルールで、資料作成もプレゼンテーションスタイルも自由です。

今回の担当者は増永君で、前回のような解剖学を中心にしたものになると思いきや、トレーナー活動を続けている高校サッカー部でのトレーナーとしての立ち位置、そして試合前のウォーミングアップの実際を動画を使って発表してくれました。増永君は毎週2回自分の時間を使って県立高校サッカー部のトレーナーを続けています。ちょこちょこ現場での話を聞くことはあるのですが、ウォーミングアップだけに特化した話を聞くのは初めてでした。

中学校、高校など(大学も?)運動部のウォーミングアップの特徴は「ダラダラ」「何となく」という印象が強いのは僕だけではないはずです。やらされている感じが強く、どうしてウォーミングアップが必要なのか?という部分が抜け落ちたままやっていることが多いと思います。

増永君はその辺りの意図をはっきりとさせた上で、選手の意見を聞きながら今まで行っていたウォーミングアップからガラリと内容を変えたそうです。ウォーミングアップは筋温を上げて、関節の可動域を広げ、身体を動かすための心の準備までを含みます。自分の持っているポテンシャルをしっかり発揮するためには、ダラダラ、何となくではダメなわけです。

今回は試合前のウォーミングアップを中心に見せてくれました。とてもよく練られたウォーミングアップで、ここでこのようにする理由はこうです!というのが良くわかりました。また選手達の試合に対する闘争心を引き出すための声出しなども含まれており、普段アメフト部のウォーミングアップを見ている自分も非常に参考になりました。

またサッカーはボールを使った競技なので、身体を動かすだけではなくボールを使って神経伝達を高め、ミニゲームなどを入れながら身体と脳神経に事前に試合と同じような体験をさせる事も知りました。脳神経科学的にも理にかなっている事をたくさん発見できました。

自分があまり接することのない競技、それもウォーミングアップなどは普段表に出てこない部分なので、とても勉強になりました。またアメフト部の練習にも今すぐ取り入れることの出来ることもたくさんありました。怪我予防のためには、部活などでダラダラ、何となくやらされているウォーミングアップを変えて行く必要がありそうですね。

最後にサッカー部で増永君が取り入れた地獄の?タバタトレーニングの様子も見せてもらいました。あれだけ若い高校生が、本数を重ねて行くに従って「キツイ!」「地獄だ!」と唸っている姿が印象的でした。そこで感情を殺して笛を吹いている増永君のドSぶりにも驚きました(笑)


2016年1月27日水曜日

靴の観察その2?

今日もかなり冷えますね・・日中は太陽が出ていればまだ暖かさを感じますが、日が陰ると急激に気温が下がります。仕事が終ったあとに走ると、冷たい空気に心も身体もキリリと引き締まる感じがします。

さて、たまたま靴箱を見ていたらなかなか立派なシューズ?を見つけたので写真を撮ってみました。以前のブログにも書きましたが、靴の形は歩き方やクセが顕著に出るので見るだけで、どこに痛みが出る可能性があるか?が何となく予想がつきます。

まず初めは高校生の靴です。普段履きですが、かなり立派な形になっています。さすがにご家族が「これはおかしい!」ということでご相談にみえて発見しました。幸いなことに痛みはどこにも出ていませんが、ちょっと運動を始めたらたぶん痛みが出ると思います。

もう一人高校生。通学用のローファーです。これまたちょっと特徴的な崩れ方をしています。今まで見てきた靴は内側に倒れていましたが、この靴は踵近くが外側に崩れています。学校内では内履きが無いため、この靴を履いて学校で過ごしてるので、崩れた状態で歩いている時間は相当だと思います。ちなみに彼はスネに痛みが出ています。

次は主婦の方です。靴の持ち主Tさんは、ご自分でも右靴の形が崩れていることに気がつきながらも、わりと新しいため靴底もさほど減っていないため、そのまま履いているようでした。もちろん勿体ないので、正しい靴の履き方をお教えしました。こちらは拇指に痛みがちょっとあるようです。

以前のブログでも書いたように、靴が内側、もしくは外側に崩れている方は特徴的に靴紐を緩めて、すぐに靴の脱ぎ履きが出来る状態で使っている事が多いです。実は僕もそうでした(笑)

もちろん、脱ぎ履きがかなり楽なのでありなのですが、地面と唯一接している靴と自分の足がしっかり固定されていないと、足は靴の中でグラグラと動くことになります。その動きは脛骨の回旋運動に繋がり、膝周りに痛みが出ることがあります。(こちらのブログに詳しく載ってます

家を建てるときの基礎が曲がっていたら、建物も曲がりますよね?人間も同じです。足下が曲がれば、歪めばその上に乗っている身体も曲がります。その結果、身体のどこかに無理が掛かり、繰返しの力が加わることで炎症が起こったりします(腰や膝など)

今回の3名に共通しているのは「足と靴が密着していない」ということです。高校生の2人はローファータイプなので紐が無いため、踵が靴の中で自由に動けます。結果的に靴が特徴的な変形となりました。また主婦のTさんは紐靴ですが、かなり紐を緩めて履いており、上から見ると開口部が広がっているのが判ります。紐靴の場合は面倒でも履く度に靴紐をしっかりと締め直しましょう。特に一番上のホールにしっかりと紐を通しましょう。

足と靴が密着していないということは、靴自体の性能はしっかりと発揮されず、さらに自分自身の無意識な身体の使い方が助長されるので、痛みを抱えている場合などは除痛肢位を勝手に取ってしまい変なクセがつく可能性があります。

靴を選ぶときのポイントを書きますので、参考にしてください。

<靴を選ぶ場合の注意点>
正しいサイズを選ぶ→特に小さい子供に大きめの靴を買うのは注意が必要です。コストはかかりますが成長に合せた靴を履かせましょう。きちっとはかってくれるお店をオススメします。

デザインだけで選ばない→女性は機能よりもデザインで選ぶ傾向があるので、履いた感覚も大事にしましょう。

踵の止る靴を選ぶ→踵が止らないと不安定になります。ローファー、ミュールなど

靴専門の店で買う→正しい知識のある人から靴を買いましょう。量販店は注意が必要です

これからも趣味のように?靴の観察を続けて行くつもりです(笑)特に特徴的に崩れている靴を履いている方は撮影の依頼があると思いますのでよろしくお願いいたします。また運動している人、特にランニングをしている方は、へたった靴、何年も同じ靴を履いている、やたらに踵が減っている靴などはすぐに買い直しても良いと思います。

接骨院で作っているインソールやリアラインシューズによるトレーニングなどは、あくまで手段の一つでしかありません。まずはご自分の靴や歩き方に注意を向けてくださいね!!

2016年1月25日月曜日

勉強会いろいろ

I'm 週末は横浜でも雪が降るかも?と少し心配になりましたが、どうにか降らずに済みました。沖縄や奄美でもみぞれが雪が降るくらいの最強寒気が入っていたようで、西の方に被害が出ないことを祈るばかりです。

さて先週の金曜日に伊藤超短波の方に来ていただき、アスリート向けの超音波勉強会を開催しました。12月にも来ていただきましたが、その時は別の物理療法について教えていただきました。

担当の荒井さんは新卒でここ横浜周辺を担当することになり、みた接骨院に顔を出すようになりました。大学では陸上短距離に打ち込み、現在も大会に出るアスリートでありながら各種スポーツ大会や全日本レベルの大会サポートを行っているので、アスリートへの治療方法や症例をたくさん持っています。さらに自分の身体で自社製品を色々と試している強者営業です(笑)

今回は超音波治療器をどのようにしたら短時間で効果を出せるか?ということをメインに、あれこれと教えていただきました。みた接骨院にある超音波は3メガヘルツ、1メガヘルツと2種類の深さにアプローチできるのですが、その使い分けが曖昧になっているところがありましたが、実際に自分たちの身体で3メガヘルツ、1メガヘルツの違いを体感して行く事でしっかり使い分けが判るようになりました。

また超音波を流しながら低周波を流すコンビネーションの使い方も試してみました。これまであまり使ったことにない治療方法でしたが、自分たちで体感すると新しい発見もたくさんあり、早速あれこれと治療で使えそうな方法が身につきました。

アスリートの荒井さんとの会話は、超音波の使い方だけでは終らず、走り方や筋肉の使い方、練習方法などあれこれと話題が尽きず、「こんな症例があるんだけど、どうしたら良いかな?」とどんどん深掘りになってゆき、気がついたら22時30分になっていました(汗)まあ毎回のことですが・・

さらに日曜日には、柔道整復師会での保険講習会がありました。今回は交通事故に関することで、損保ジャパン日本興亜の方が4名いらしてくださり、保険者側の考え方や見方をいろいろと教えていただきました。

交通事故は自損事故以外は被害者、加害者いるので感情的な面も含めて話がこじれることが多く、接骨院でも対患者様、対保険者と様々な対応が求められます。もちろん保険会社の方も同じだけ対応を求められています。これまで保険会社の担当者と喧嘩混じりの?会話をしたこともありますが、昨日の担当者のお話を聞いていると、ほとんど問題はお互いの会話不足、説明不足だったりすることがわかりました。

アスリート、患者様の治療も、保険会社さんとのやり取りも、やはり接骨院という場所では何よりもコミュニケーションが大切なんだと言うことを改めて思いました。


2016年1月18日月曜日

雪・・

1月も中旬になって、まさかの雪になりましたね・・。

土曜日辺りからテレビでは「雪に備えてください!」と言っていましたが、にわかには信じられず大して降らないだろうとタカをくくっていました。

午後にはすっかり雪もなくなりました
日曜日は寒くなったものの、雨が降るような気配も感じられずにいましたが、夜になってランニングに出かけたら雨が降り始めました。気温もさほど高くないから、大して降らないだろうなんて思っていましたが、朝カーテンを開けたらびっくりです(汗)

まさかこんなに降るとは・・。と言っても気温が上がったせいか自宅周辺は雨に変わっていてびちゃびちゃの状態でした。そのため車では通勤できず、バスでの通勤になりました。驚いたことにバスはチェーンを履いておらずノーマルタイヤでした。また大雪時には通行しない公務員住宅前の坂も何もなかった様に通行しました。あのくらいの状態だとバスは最強ですね。

こんな日は長靴が最強です
自宅が遠い増永君は二俣川駅で足止めをくってしまい、相模線で湘南台に逃げたそうです。が、湘南台の駅は振り替え輸送のために駅に人があふれてしまい全く身動きが取れず、家を6時45分に出たにもかかわらず、接骨院に着いたのは9時30分でした(汗)

やはり首都圏は雪に恐ろしく弱く、一部の電車が止ることで連鎖的に動きが取れなくなり交通がパンク状態になるようですね・・。年に数回の雪でこれだけ混乱が起こると、電車通勤の大変さを感じます。

また今回のように重い雪は、雪かきをすると腰痛を発症する方が非常に増えます。背中、腰だけの力で重い雪を持ち上げると腰を痛めるので、腹圧を高めて(お腹に力を入れて)足の力も使って雪かきをしてくださいね。

今年は暖冬と言われているので、これからもまだまだ油断は出来ません。転倒、雪かきによるぎっくり腰にはくれぐれもご注意くださいね。

2016年1月15日金曜日

味噌仕込み

あっという間に1月も中旬です。お正月が2週間前だったとは思えないスピードで今年も進んでいます。

さて、患者様の中には毎年自家製味噌を仕込んでいる方がいらっしゃって、ちょこちょこそのお裾分けを頂いたりしてきたのですが、自家製の味噌は同じ材料を使ってもなぜかできあがりに味の差があり、美味しく暖かい味がします。たぶん麹菌の働きや温度などが影響しているのでしょう。当然市販の味噌に比べるとまろやかな旨味がある気がします。

たまたま味噌をお裾分けくださった方が、大豆と麹を仕入れるけれど一緒にいかがですか?と声をかけてくださり、以前から味噌造りに興味があったので、梅干しに続いて味噌を造ることにしました。同時に、患者様から味噌造りのノウハウを教えていただき、自分でもインターネットで色々と下調べし準備を重ねました。

何せ初めてなのであまり高額な投資は避けたかったので(挑戦が1回で終ると痛いので)700円くらいの漬物用のプラスチック樽を購入し、そこに仕込む手はずを整えました。

大豆、麹は患者様に一緒に買って頂き、国産大豆にこだわった選択となりました。麹は瀬谷で作っている業者さんに注文です。

水で戻した大豆
覚え書きとして今回のレシピを書いてみます。このレシピだと完成時に5kgちょっとになります。麦麹を入れることで甘みのある味噌になる予定です。

大豆・・1kg
米麹・・1.8kg
麦麹・・0.5kg
塩・・0.64kg

作り方
1、大豆を軽く洗ってたっぷりの水で18時間以上水を吸わせる
2、圧力鍋で柔らかくなるまで煮る(今回は約20分加圧)
3、米麹、麦麹、塩を混ぜておく
4、100均の布団圧縮袋に人肌に冷ました大豆を投入して踏みつける
大豆、麹、塩を布団圧縮袋で混ぜる
5、そこに混ぜておいた麹を数回に分けて投入して踏みながら良く混ぜる
6、空気を抜きながら味噌玉を作る
7、ジプロックに空気を抜きながら詰めて行く
8,しっかり空気を抜いて密封
9、冷暗所で保存

今回はプラスチック樽を用意したものの、カビに対するリスク分散?と味噌が出来上がってから小分けにする手間を省くため、そのまま冷蔵庫への保存が可能なジプロック4袋に分けました。

プラスチック樽は使わず・・
また今回は100均の布団圧縮袋が大活躍しました。袋が大きく丈夫なため踏んでも破けず、大豆と麹を混ぜ合わせる際にも袋ごと出来るので周囲を汚すことなく作業が完了します。細かいことを気にしないで作業が出来るので、男性向きです(笑)

と言うことで、4袋に小分けされたジプロックの空気をしっかり抜いて、秋頃まで熟成させます。昨日ちょっと味見してみたのですが、ただのしょっぱい大豆ペーストでした(汗)これから麹菌の力でアミノ酸が増えて風味豊かな味噌に変身してくれることでしょう。

それにしても味噌、醤油、ぬか漬けなど日本人の昔からの知恵というのは素晴らしいですね。発酵食品の力を身体に入れれば健康な生活を送ることが出来ると知っていたんですね。今では工場で作られるものが圧倒的に多くなり、便利になりましたが本来持っている食べ物の力を借りるためには、昔ながらの方法が合っているのでしょう。

さあどのような味噌が出来上がるのか??半年後が今から楽しみです!

2016年1月12日火曜日

道具と身体を活かす

成人の日が終って、やっとお正月らしさが消えた感じがします。おまけに急激に気温が下がって本来の寒さになりました。暖冬の影響で大雪が降りそうな気配を感じますね・・

手前フィッティングbike、奥自分のbike
さて、日曜日にトライアスロン用自転車のフィッティングに厚木まで行って来ました。昨年春に専用の自転車を手に入れて乗ってきましたが、昨年一年間を通じて身体を作ってきたのでフィジカルの変化を活かすためにフィッティングをしました。

昨年も納車後にすぐフィッティングをしたので、さぞ調子が良くなると思い込んでいたのですが、いざ乗ってみると上半身が疲れやすく、さらにスネなどに強い緊張が出てしまい乗れば乗るほど疲れる・・とてもbikeのあとにランニングするのはキツイ状態でした。それでもどうにか?シーズンを通じて乗り続けていました。

ところで本格的なスポーツバイク(ロードバイク、トライアスロンバイクなど)は一般的なママチャリなどと違って、買ってそのまま乗るということは希です。たいていは自分で、もしくはプロの力を借りてサドル髙、サドル位置、ハンドル髙、ハンドル位置などを細かく調整して自分の身体に合わせて自転車を調整して乗ります。(もちろん買ってそのまま乗っている人もいます)

フィッティングbike
自転車はペダルに力をかけることでクランクが回って、その力でチェーンを動かしギアが回転し、タイヤが回って動きます。乗っている人の動きとしては股関節、膝、足首が上下に動くことを繰り返しています。何となくランニングに近い動きをしていますが、その際にペダルとシューズが固定される事が一番大きな違いで、シューズとペダルが固定されているぶん動きが制限されているので、身体が正しい位置で正しく動かなければどこかに負担がかかることになります。また体重を支えているサドル、ハンドル、ペダルに正しく力がかからなければ痛み、疲労などが出ます。

今回のフィッティングはRETULという専用システムを使って行い、bikeの計測、動きの評価、調整などすべてがデジタルで行われました。またフィッティング専用のbikeを使って乗ったままハンドルやサドルなどを細かく調整して、さらにモーションキャプチャーを使って動きを解析しながら自分のフィジカルが一番発揮される位置に調整しました。ちなみにこれまで受けてきたフィッティングは自分の自転車を調整してはのってを繰り返して行っていたので、変更に時間もかかり、さらにどう変わったかが直接比べられませんでした。

左ビフォア、右アフター
驚いたことに、フィッティングbike上で調整した瞬間からペダリングの感覚が大きく変化し明らかに軽くなりました。また上半身に感じていた疲労感なども解消されました。写真を見れば一目瞭然で、今までかなり無理してそれらしい?ポジションで乗っておりペダルにかかる力などに相当のロスがあり、上半身で体重を支えていたことが良くわかりました。これじゃあ辛かったわけです。まあそれをどうにか載っていたことも事実なので我慢強いとも言えます(笑)

連休最終日に自宅から城ヶ島まで約50kmほど乗ってきましたが、明らかに上半身、下半身にかかっていた負担がなくなり、楽に走り続けることが出来ました。走り終わったあとの疲労感が比べものにならないほど無く、これなら走れるなって思いました(笑)

@城ヶ島
そういえば、最近また足整板を使っての施術をする機会が増えてきました。靴と地面は唯一接している場所なので、足下が歪んでいればその代償は膝や腰、首に伝わってきて痛みが引き起こされる可能性が高くなります(年齢に関係なく膝関節内側のちょっと下に圧痛がある方は足下に問題が潜んでいる可能性が高いです)

長年使ってきた自分の足の形は、自転車のようにパーツを交換してという訳には行きません(笑)だからこそ必要な部分を足整板でサポートして正しい位置に骨格を戻し、さらにリアラインバランシューズなどで正しい動きを再教育してあげる必要があります。

年齢を問わず自分自身のパフォーマンスを最大限に発揮するためには、各関節が正しい位置にあり、正しく動く必要があります。それがずれたり歪んだりしたときに「痛み」「違和感」として身体がサインを出してきます。リアラインコア、リアラインシューズ、足整板などはパフォーマンスを発揮するための手助けになります。ぜひご利用下さい!

2016年1月9日土曜日

タバタトレーニング@みた接骨院


新しい年が始ってやっと?1週間ですね。
今年は休みが短かったこともあり、すっかり普段のペースに戻った感じがします。

昨年3月から増永君と一緒に磯子スポーツセンターに行くようになり、継続したことで身体が色々と変化してきました。そう考えると昨年はベースを作る時期だったのかな?と思っています。

そこで今年からはこのベースをどう発達させるか?という事になりました。そこで12月の湘南国際マラソンでのスピード不足、持久力不足をどうにかしたい!ということになり、今年から心肺機能に大きな負荷をかけて行くという選択をしました。

どうしても苦しい練習は好きになれず、今までずっと避けてきました(笑)が、苦しい練習をしなれば
スピードも持久力もアップすることがない!ということにやっと気がつきました。

そこで「タバタトレーニング」と呼ばれる日本生まれのトレーニングを取り入れてみることにしました。たまたま本が出たタイミングもあり、すべてのタイミングが合致したので、増永君に手伝ってもらいスポーツセンターでのトレーニングをスタートしました。

スポーツセンターではエアロバイクを使っています。20秒間全力で漕いで、10秒休むというのを6セットから8セット行います。ポイントは終ったときに疲労困憊になっている事です(汗)

週2回やると効果的と言うことで、スポーツセンターで1回やったのでもう一回を仕事が終ったあとに接骨院でやってみました。それも増永君を巻き込んで(笑)きついトレーニングは1人ではなかなか出来ないので、誰と一緒にやるのがポイントです。

接骨院にはエアロバイクはないので、今回はマウンテンクライム、パーピージャンプ、シザースランジ、腕立て伏せの4種類を10秒の休憩を挟んで2セット行いました。たまたま走りに行こうとしていた倉垣君も応援してくれて、トレーニングしている人以外は大きな声で声援を送ります。この声援が非常に大切です(笑)

ということで、タバタトレーニングをやってみたのですが、終ったら立てませんでした(涙)そして呼吸もかなり苦しく、ばっちり?追い込めました。心拍計で計測してみたら最大心拍数は160でした。エアロバイクだと164くらい出るので、ほぼほぼ同じくらいまで追い込めたようです。



続いて増永君もやりました。まさかのマスク付きです。マスクを付けると呼吸量がかなり制限されるので、相当苦しいはずです。スタートからかなり飛ばして追い込んでいました。2セット目に入る頃には呼吸が相当苦しそうで、ぜーぜー言っていました。案の定、終ったときには全く動けていませんでした・・

タバタトレーニングはかなり苦しいのですが、時間が4分ちょっと(8セットの場合)で終ります。苦しさも尋常ではありませんが、4分で済むと思うと許せます。無酸素、有酸素どちらの能力も高めることが出来るトレーニングなので、時間のない方にもお勧めです。また糖尿病の予防にも効果があると
論文でも発表されています。

ということで、パワープレートマンツーマンの時間を使ってタバタトレーニングをすることも可能ですので、興味がある方はスタッフまでお問い合わせ下さい!もちろん、いきなり我々と同じように追い込んだトレーニングはキケンなので、強度は落としますのでご安心下さい。

2016年1月4日月曜日

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

ということで、あっという間にお正月が終ってしまいました・・。
毎年早い早いと言っていますが、今年はさらに早く感じました。

お正月と言えば箱根駅伝ですが、今年は青山学院が他を寄せ付けない強さで完全優勝を果たしましたね。2年目で追われる立場になったわけですが、全く関係なく自分たちのレースを貫きました。このまま行くとしばらく青山学院の時代が続きそうですね・・。

さて毎年3日には東京ドームで行われるアメリカンフットボール日本選手権「ライスボウル」を観戦しています。学生チャンピオンvs社会人チャンピオンが対決し、日本一を決めます。ラグビーも同様の取り組みをしていますが、いずれも社会人が有利だと言われており、学生が社会人を破る姿はこのところ見ていません。

が、今年の学生チャンピオンの立命館大学は周到な準備により、社会人チャンピオンのパナソニックをあわや!と言うところまで追い詰めました。逆転に次ぐ逆転で、試合は残り時間10秒になってもどっちが勝つか判らないほど接戦となりました。そのため会場は大いに盛り上がり、素晴らしい試合で一年を締めくくった感じがします。

おまけにたまたま大学アメフト部のOBに会場であったので、一緒にワイワイ観戦することも出来ました。やはりフットボールを知っている人と、マニアックな視点から試合を見るのは楽しいですね。


ということで、新しい一年が始りました。スタッフ共々「変化を恐れず色々なことにチャレンジする一年」にしようと思いますので、今年もよろしくお願いします。また新しいホームページを作成中です。春頃には披露できると思いますので、こちらもお楽しみに!さらに、今まで勉強してきたコーチングのセッションをスタートします!ご期待ください!