2015年6月1日月曜日

高校アメフト関東大会2回戦vs早大学院!!

いよいよ5月も終わり、6月です。大きな地震があったり、火山が噴火したりと何かと不安定な地球ですが、大きな被害がないことを祈るばかりです。

さて5月最後の日曜日にガンガンに照りつける太陽の下、高校アメフト関東大会がアミノバイタルフィールド(味の素スタジアムに併設)であり、トレーナーとしてお邪魔してきました。今回は吉崎くんもスミちゃんも来てくれて、3人態勢で万全の構えでした。試合をしない我々も人工芝の照り返し、直射日光にさらされてかなり体力を削られましたが、プレーしている選手達の体調管理を含めてかなりタフな試合コンディションとなりました。当初は曇りのち雨だったのに・・。

我らが横浜栄高校は神奈川県2位として、東京1位の早大学院と対決でした。自分が横浜栄高校にお邪魔するようになって3シーズン目になりますが、それ以来春季大会は関東大会に進出しています。が、残念ながら過去2回は初戦で敗れています。

今年の対戦相手である早大学院は東京の超強豪チームで、毎年春秋ともに関東大会に出場しており分厚い選手層、豊富な試合経験で関東大会では常勝チームです。さらに昨年の秋期関東大会を制覇してクリスマスボウルで関東代表として関西代表の関西学院と戦って10対13で敗れたものの過去5年連続でクリスマスボウルに出場し、そのうち4回全国制覇をしているチームです。

試合は横浜栄のオフェンスから始りました。得意のランプレーでゴリゴリと進めたいところですが、早大学院の強力ディフェンスが素早い出足でことごとくランプレーを止めてパントで陣地を挽回します。続く早大学院のオフェンスはランプレーを中心にゴリゴリと前進してきてゴール近くまで進まれますが横浜栄ディフェンスが耐えに耐えてフィールドゴールを狙われますが、外れてピンチを凌ぎます。1Qはお互いに激しいディフェンス戦となりますが、2Qに早大学院のランプレーが出始め、横浜栄ディフェンスも対抗しますが得点されます。追いかける横浜栄オフェンスですが、ラン、パス共に早大学院ディフェンスにことごとくはじき返され我慢の時間が続きそのまま前半を0対6で折り返します。

後半は早大学院オフェンスから始りました。得意のアウトサイドゾーンのランプーを使ってゴリゴリと前進してきますが、横浜栄ディフェンスが素早い出足でロングゲインを許さず、パスシチュエーションではアグレッシブに攻め込みロスを強いてリズムに乗ります。パントに追い込まれた早大学院ですが、前半から幾度となく驚異的なパントで陣地を深く押し戻しこちらにチャンスをくれません。3Qもお互いにディフェンス陣が機能して得点を許しません。横浜栄オフェンスはランプレーと共にミドルのパスを投げて前進を謀り、幾度となく敵陣に攻め込むも、堅い早大学院ディフェンスに阻まれてどうしても得点には至りません。



4Qに入り、早大学院オフェンスがグイグイランプレーを出してきて、ほんのちょっとのミスからランプレーで追加点を許します。12点を追う横浜栄オフェンスですが、ショート、ミドルのパスが通り前進するも、やはり鉄壁の早大学院ディフェンスに阻まれて得点できずに時間ばかりが経過して行きます。残り時間1分ほどを残して横浜栄オフェンスが最後の攻撃チャンス得ますが、すでにタイムアウトを使い切っておりタイムコントロールができず、得点を狙いますが無情にも時間が流れてゆき、0対12で試合終了・・

タフなコンディションの中、選手達は耐えに耐えてそれでも集中力を切らすことなく戦い抜きました。法政戦の時のようにディフェンスが耐えてオフェンスの得点チャンスを待つという展開でしたが、さすがの王者早大学院でした。厳しい状況で作戦通り、そして状況が変わったときに冷静に対応してその時に最善の選択が実行できるか?を問われる試合でした。

外から見ていると非常に見応えのある試合でしたが、戦っている挑戦者として何かが足りず、ギリギリで手が届きそうだったように感じたにも関わらず何かが足りず勝つことが出来なかった試合となりました。きっと慶應戦、早大学院戦の負けから多くのことを学んだと思います。

さあここからは1年生が本格的に練習に参加し、夏休みの練習と合宿を通じて大きく成長する時期です!3年生は仮引退?で勉強をするのか?しないのか?良くわかりませんが、チーム全体の底上げをして秋大会でのリベンジに期待したいと思います!

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