2014年5月30日金曜日

歌声喫茶@陸前高田、気仙沼に行ってきました

いよいよ5月もあと数日・・。梅雨に入ったらやたらに蒸し暑くなりそうですね・・


さて。5月28,29日に叔母が歌声喫茶を陸前高田、気仙沼で開催すると言うことで、現地のコーディネーターを紹介したこともありアテンド、サポートで参加してきました。

4月に叔母を気仙沼に連れて行ってからどんどん企画が進み、あちこちのご縁が繋がりたくさんの方のサポートがあっての開催となりました。目のまで繋がって行く様子を見ていたので、非常に感慨深い2日間でした。

今回は事務局のメンバーを含めて13人での参加でした。そのうち3人が28日に仕事の都合で帰り、夜に3名が仕事終わってから気仙沼入りしました。叔母と従兄弟2人以外はお会いしたことがなかったのですが、みなさん気さくな方ばかりであっというまに仲間に入れていただきワイワイで2日間を過ごしました。

ところで、その昔?歌声喫茶があちこちで流行ったと聞きました。自分は名前だけは聞いたことはあるのですが実際に見るのも聞くのも、もちろん歌うのも初めてでした。新しい世界に足を突っ込んだ感じです(笑)
2日間で6カ所を訪れ、約450人の方々に参加していただきました。過去3年間にわたりチーム恵比寿の仲間と気仙沼、陸前高田を訪れていたので、行ったこともある仮設住宅もありました。


会場ではソングブックと手づくりお菓子を皆さんにお配りし食べながら、飲みながら歌うという喫茶感を出していました(笑)

歌声喫茶ではソングブックの中から歌いたい曲を参加者が選び、みんなで歌うというものですが、40曲前後の中に懐かしい曲がかなり入っており、50代から80代くらいまでの方々が当時聞いた、歌ったと思われるような曲がたくさん入っていました。もちろん我々もどこかで聴いたことがあるような曲ばかりなので、回を追うごとに歌える歌が増えましたww

また今回は陸前高田、気仙沼という土地柄も考慮して千昌夫さんの「北国の春」や宮城県民謡の「斉太郎節(さいたろうぶし)」などもソングブックに入っていました。どの会場でも「北国の春」がリクエストされ、地元での千昌夫さんの知名度を思い知りました。

歌声喫茶のスタートはお約束で?「青い山脈」でした。これまたみなさんがどこかで歌ったことがあるようで、いきなり会場の温度が上がりました。その後、盛り上がってきたところで参加者からのリクエストを受けてガンガン歌います。

また参加者が歌い疲れてくるとメンバーが余興を披露したり、ゲームをしたりと1時間の間に笑いあり、時に涙ありと会場の一体感が参加された方々の感動を引き出したようです。

歌声喫茶が終わった後に、写真を撮ったりサインをしたりと交流することで皆さんと心を通わせる姿や、「皆さんのことを忘れません」と最後に挨拶をする叔母の姿を心から誇りに思いました。
このようなイベントに関わり、皆さんの笑顔と口々に「元気になりました!」「最高に楽しかったです!」というようなお声を聞き、むしろ我々が元気を頂いて戻ってきました。

歌声喫茶に参加せていただき、改めて震災を風化させることなく、皆さんのことを忘れず心を寄せる活動を、自分の出来る範囲で続けて行こうと決意しました。

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