2013年11月29日金曜日

職業講話に行ってきました!@S中学校

いよいよ11月も終わりに近づいてきました。あちこちの落葉樹はすっかり色を変えて季節を感じます。

さて、11月28日(木曜日)にご縁をいただいて港南区のS中学校で、中学1年生に職業講話をさせていただきました。S中学校の教師の方が誘って下さり実現しました。過去3年にわたり鶴見区の中学校で同様の職業講話を経験していたので、喜んでやらせていただきました。
その時の様子はこちら

S中学校の学生さんが過去に来院してくれた事もあり、学校の名前はよく知っていたのですが、実際に学校にお邪魔するのは初めてでした。生徒さんや先生方はすれ違う度に挨拶をして下り非常に心地の良い学校でした。
講師には消防、警察、保育園、福祉施設、スポーツクラブ、地下鉄、ネイルサロンなど様々な職業の方が集まり初めて参加される方も多かったようです。また今回は学生さん達が興味がある講話(約30分)を2つ選んで聞くというスタイルだったので、講師の我々は同じような話を2回させていただきました。


今回も「柔道整復師という仕事」という内容で、柔道整復師の歴史、国家資格、扱える傷病、具体的な症例、医者との違い、求められる資質、どれだけやりがいがある仕事かなどをモニターに映しながら熱く?語りました。さすがに中学校1年生なので集中力が長く続かないことは経験でわかっていたので、ちょっと痛々しい画像を入れたり、色々と生徒さん達に質問しながらなるべく飽きさせないような工夫をちりばめながら話をしました。


たまたまどちらの回も部活をしている生徒さんが多く、怪我をして接骨院や整形外科に通ったことがある生徒さんがいたので話はしやすかったです。さらに大きな怪我をして接骨院に通院して松葉杖をついている生徒さんもいたので、周りの生徒さん達もイメージはしやすかったようです。

今回は30分で一コマだったので、どうしても伝えたいことだけに絞らざるを得ませんでした。実技的なものを入れて体験してもらうと体で感じる事が出来るのですが時間が限られているので、こればかりは仕方がありません。

こうやって中学生に正しく柔道整復師の仕事を伝えることで、我々の仕事の素晴らしさや、やりがいを知ってもらい、将来仕事を選ぶ段階になったときに何かのヒントになってもらえたらと思います。中学2年になると職業体験というのがあるようなので、みた接骨院でも学生さんを受け入れようかな?と秘かに企んでいます(笑)

※このような職業講話のチャンスがあればどこにでも出かけすので、ぜひ声をかけて下さい!!

2013年11月25日月曜日

富士山!!

七里ヶ浜より江ノ島方面を望む
11月も残りあと少し、というより今年ももう1ヶ月ちょっととなりました・・。恐ろしく時間の経過が早く、驚くばかりです・・。この連休は快晴に恵まれて、久々に秋らしい快晴になりましたね。


連休前の金曜日にスタッフとみんなでミーティングをする予定だったのですが、3人は用事があって参加出来ず、たまたま集まれたのが30代組でした(笑)そこでがっちりスポーツの話になり、我々が普段の仕事場、そしてトレーナーとして現場でいかに選手のポテンシャルを引き出せるか??という話で大いに盛り上がり、翌日が休みと言うこともありすっかり帰宅が遅くなりました(汗)

グランドから富士山が見えます


が、土曜日の朝に増永君が鎌倉高校に綾瀬高校サッカー部のトレーナーとして来ている事を知り、自分のトレーニングを兼ねて気合いで?早起きして自転車で鎌倉高校に向かいました。土曜日は雲一つ無い快晴だったので、江ノ島方向に綺麗な富士山がくっきり見え、風もほとんど無くべた凪だったのでサーファーもあまりいない状態で気持ちよく走れました!

鎌倉高校にはアメフトの試合で数回お邪魔したことがあったのですが、ここまで快晴の日に来たのは初めてで、グランドから富士山がくっきり見える素晴らしいグランドロケーションでした。サッカー部がグランドの大部分を占めていましたが、一番奥でアメフト部も練習の準備をしていました。

グランドに着いたものの、増永君がトレーナーを担当している綾瀬高校がどっちかよくわからずウロウロしていたら、増永君が来てくれて少しチームの話を聞いて早々に帰りました。本当ならばゆっくり試合を観戦してサッカーではどのような怪我が発生しやすいのかをリサーチしたかったのですが、用事があったためのんびりしておられず・・。

それにしても、やはりスポーツ現場の空気はなんだか清々しくて、パワーに溢れている感じがしますね。金曜日の夜にも同じような話になったのですが、自分が育ったスポーツに関わっていると、熱い想いでプレーしている選手達からパワーを受け取り、そして自分たちもそこに何かお返しが出来る。そんなことを考えながら11月ももう終わりです。きっと選手達も来年の春に向けていろいろな準備が進んでいることでしょう。ぜひ明確なビジョンを持って練習に望んで欲しいですね。

2013年11月18日月曜日

高校アメフト新人戦!

それにしても朝晩寒くなってきましたね・・。布団から出たくないです(涙)特に腰痛を抱えていらっしゃる方は朝一番は身体が冷えて痛みを感じる方もいるかもしれないですね。また交通事故や寝違えやすい方なども寒くなると痛みを感じやすいかもしれません。

さて、神奈川県高校アメフトは秋期大会が終わって、関東大会に出場しない多くのチームは3年生が引退して新チームになる季節です。毎年この時期には新チームに試合経験を積ませるために新人戦が行われています。昨年まではトーナメント形式だったので、負けたらすぐに終わっていましたが、今年からはリーグ戦形式になり4ブロックに分かれ総当たりになりました(,チーム数が4で割り切れないので、3チーム×3と4チームに分かれました)2試合するチームは優勝すると関東大会に出場したチームとの対戦が待っています。

また特別ルールが設定されて1Q6分×4で行われ、ブリッツ禁止(ディフェンス側がプレーを予測して突っ込む)など細かくルールがあります。昨年までは前後半で1Qづつだったので、時間も延びてより実践的な試合になりました。ただ時間が短い分、早く点を取った方が有利であることには変わりがありません。

横浜栄高校VS横浜高校
先週南陵高校との試合に負けてしまい、後がない横浜栄ですが今回はランプレーがキレを取り戻し横浜高校のディフェンスを振り払いながらTDを重ねました。またディフェンスも最後までしぶとく耐え続けましたが、最後の最後でミスから横浜高校に流れを渡してしまいTDを許しましたが26対6で勝利!!

1年生も随所で活躍し、1勝1敗のチームが並んだので、来週の試合もブロック優勝に向けて落とすわけには行きません。





横浜立野VS上鶴間高校
立野高校は得意のランプレーでじっくり時間を使ってドライブを進めTDを取ります。ディフェンスも弱いところを攻められるも全員でどうにか止めてTDを許さず16対0で勝利!先週の試合も勝ったためブロック優勝です!よって12月中旬に法政第二に挑戦する事になりました!

こちらもフレッシュな1年生が随所で活躍し、今後が楽しみです!!

2013年11月16日土曜日

初ピラティス!!

11月も中旬ですね。横浜でも木々が色づき始め落ち葉も凄いことに・・。

腰痛や膝痛がある方は冷やさないようにくれぐれもご注意くださいね。またむち打ちなど交通事故による既往歴がある方も体を温めて血流を良くしましょう!

さて、先日先輩のひらの接骨院で行われた勉強会にお邪魔してきました。今回はピラティスをすると言うことで、以前から興味を持っていたのでこれは参加してみよう!と思い行ってきました。おまけに今回の講師である出井君とは縁があり、彼に再会できる!というのもモチベーションになっていました。
今から13年ほど前の若かりし頃?に自分が社会人アメフトチームでトレーナーの勉強をし始めたと時、同じチームに大学生トレーナーとして参加していたのが出井君でした。当時1年生だった出井君と一緒にテーピングの準備、アイシングの準備(冬は本当にきつかった・・)、選手へのストレッチなどいわゆるチームでの下仕事を一緒にやった仲です。何もわからない自分に事細かにトレーナーの仕事を厳しく?指導してくれたのが出井君でした。それから一緒に約3年間活動させていただき、今こうしてトレーナーとしてアメフトに関わっていることが出来るのもあの当時出井君がいたからと言っても過言ではありません。


そして13年経った今、出井君は「PHI Pilates JAPAN」という医療寄りのピラティスを展開する協会の認定マスタートレーナーとして活躍され、南青山で「PILATES STUDIO B&B」というスタジオのオーナーでもあります。さらに出井君の大学トレーナー先輩がしんぼり接骨院の新堀先生で、同じくトレーナー同期がEIR接骨院院長・太田先生とスタッフで鍼灸師の新田さんという狭さ!まさか回り回ってみんなが一堂に集まって出井君にピラティスを習うなんて誰が想像したでしょうか!!

で、肝心のピラティスですが、僕が想像していたよりも地味で、かなりキツイものでした・・。スポーツクラブで一度体験はしたことがあるのですが、まったく良さがわからず???という感じがしていたのですが、今回はマスタートレーナーの出井君に呼吸と姿勢をかなり意識するように指導されたため、肋骨周り、肩甲骨周り、骨盤周りの筋肉にかなり刺激が入り、今までランニングやBIKEなどで体を動かしていますが、いわゆるコアをあまり上手く使っていなかった事がよくわかりました(汗)

今回は2人一組になりお互いにポイントを押さえながら進めたのですが、たまたま一緒に組ませていただいた方がありがたいことにピラティスの指導者的な方で、ダブルで?素晴らしい指導を受けることが出来ました。

もともとピラティスは怪我をした軍人がベットの上で出来るリハビリとして発展してきたという歴史があるため派手なアクションはありませんが、じわじわと筋肉が締まってゆく感じがあります。逆に意識が足りないと効きが甘くなります。このあたりはパワープレートと同じ感覚でした。パワープレートもピラティスのコアを意識して使うとかなり刺激が強く入ると思います。この辺りも試してフィードバックしてみたいと思います。また運動時に今回の習ったことを意識してフォームを作ると相当レベルが上がる気がしました。

テレビや雑誌などでもコアの重要性が叫ばれていますが、本当にコアを知るためには自分の体で体験しないとわかりませんね。文章で書かれている物からここまでの刺激を感じることは出来ないはずなので、本当に使いこなしてみたい方はぜひ出井君のスタジオへ!!

2013年11月13日水曜日

スタッフブログ更新中!

11月も中旬に近づき、急激に冬のようになりましたね・・つい1ヶ月前まで半袖で過ごしていたのに、気がついたらダウンを出していました・・。これだけ急激に温度が下がってくると腰痛や膝痛を発症する方が増えてきます。また過去に交通事故などむち打ちなどをされた方は寒さによって痛みがぶり返しやすい季節です。でどうか冷えに対する防御をして下さい。

さて、湘南国際マラソン完走から早くも10日ほど経過し、スタッフの体も無事に?元に戻りランニングを始めたスタッフも出てきました。もちろん走っていないスタッフもいます(例の彼です??)

あれだけ辛い思いをしたのに、完走した充実感からまた走りたくなるという本当に不思議なスポーツです。やはり完走して何かが変った!と実感するには十分すぎるほど強烈な体験のようです。

マラソン大会に参加される方の増加や、近所を走っている人の姿を見るとマラソン中毒になる何かが隠されているのでしょうね。42.195kmという長い距離を走りながら「もういやだ!止ってしまおうか?いや走る!でも辛い・・」と自問自答を繰り返し、それでも諦めないでゴールに向かい、無事にゴールできた選手だけが知り得る達成感。つらさが長ければ長いほどゴール出来たときに脳内に出る快感物質の量が多いのでしょう。これはトライアスロンでも同じ事が言えると思います。

さて、そのマラソン完走についてスタッフがそれぞれブログに想いを綴っています。お時間がありましたら、ぜひ彼らの42.195kmの物語を読んであげてください。そして何かを感じたら本人にそれを伝えてあげてください。読んでみるとそれぞれ感じた事や伝えたいことが大きく違うことがわかります。

手前味噌になりますが、完走後のスタッフの大きな変化には驚きます。マラソンの持つ力を見せつけられた気がしています。もちろん半年間もの間、目の前でずっと努力している姿を見て来たので何となく感じてはいましたが、改めて文章で読むと感無量です。この大きな変化がみんなの仕事に取り組む姿勢に現れました。これも素晴らしい変化の一つです。スタッフが大きく変った姿を見て、自分も大きく影響を受けました。ということで、来年は自分もフルマラソンに挑戦します!!とうっかり?スタッフにも宣言してしまい、さらにここでも宣言してみました(汗)

引き続きみた接骨院マラソン部を応援してください(笑)

スミちゃんのブログはこちら

増永君のブログはこちら

倉垣君のブログはこちら

松原君のブログはこちら

斉藤君のブログはこちら

湘南国際マラソン裏話?その1はこちら
湘南国際マラソン裏話?その2はこちら
湘南国際マラソン裏話?その3はこちら

2013年11月11日月曜日

湘南国際マラソン裏話?その3

さて湘南国際マラソン裏話?もゴールが近くなってきました。

徳光さんと坂本さん
スタート、ゴール会場である大磯ロングビーチに到着すると、応援の方や走り終わったランナーなどかなりの人がいました。専用の駐輪所に自転車を止めて坂道を登って行くとゴールが見えます。
ランナーは42kmもの距離を走って西湘バイパスから出て、さらに地獄の?坂道を登ってゴールに向かいます。端から見ていてもかなり厳しい状況であることは間違いないです(汗)歩くのもキツイ人たちがあの坂を登らないとゴールできないというのはかなり過酷ですね・・。

坂道を登り切ってゴールまではちょっと距離があり、そこを応援の方々が取り囲んで「頑張れ-!!」とか「お帰り!!」とか「よく頑張った!」などラストスパートを応援しています。中にはハイタッチしながらゴールして行く人もいます。これだけ近くで応援されると力がわくのでしょう、ラストに凄いペースでダッシュしてゴールに向かう人もいました(笑)

自分はゴールまであと10m位の所に陣取って、カメラを構えました。あまりに人が多くて場所を取るのはかなり困難でした(汗)すぐ近くにはランナーを迎えるゲストのお立ち台があり、徳光和夫さんや千葉真子さんなどが入れ替わりで皆さんを迎えていました。徳光さんにタッチしようとして転んでいる人もいました・・。

かなり余裕ですね
カメラを構えてしばらくすると増永君が帰ってきました。全く苦しそうな様子もなくいつも通りの笑顔で4時間40分で戻って来ました。さすがの練習量です。ゴール後に「あと20kmは走れます!」と言う辺りはさすがです。さらにあの日の夜に友人達とボウリングを3ゲームしたというからさらにビックリです。どこにも痛みが無く戻って来たので、日々の練習の積み重ねはウソをつかないことを実証しました。






最小の練習量で完走!!
続いて倉垣君が戻ってきました。かなりきつそうな様子でしたが、ゴール近くでは帽子を外して喜びを表しながらゴールして行きました。倉垣君の練習量を知っている我々としては、あの練習量でこれだけの距離を走れたことに正直驚きました(笑)さすがに下半身は痛みを伴っていたようですが、5時間切って4時間53分のゴールは立派でした。本気でマラソンに取り組んだらマラソン部の中では誰よりも素晴らしい才能があるかもしれません。恐ろしい才能を秘めていることがよくわかりました(笑)





最後まで諦めないでよく頑張りました!
そして、マラソン部元?部長のスミちゃんが戻ってきました。途中からみんなと離れて走ったので孤独に耐えて?ゴールに戻ってきました。さすが42kmは疲れたようですが素晴らしい笑顔で僕らの前を通過し、5時間4分で無事にゴールしました。走り終わってこの距離を走り終えた充実感と安堵と感動が押し寄せて涙を流していました。きっとこの体験は一生の思い出になることでしょう。






足が攣ったことが悔しくて仕方ない様子
その後しばらくして斉藤君が足を引きずりながらゴールに戻って来ました。途中でリタイアしたかな?と思って心配していたのですが、30kmを通過したことがネット上でわかりました。聞けば走って足を何度も攣りそうになっては歩いてを繰り返し一歩ずつゴールに近づき、根性で5時間26分でゴールしました。斉藤君の根性は本物でした!本人は足を攣ったことが非常に悔しいらしく、早くも一生マラソンを続ける宣言をしていました(笑)





この写真を撮っているときに松原君通過?
さて、待てど暮らせど松原君が戻ってきません・・。ゴールした3人に聞いても途中でトイレに行ったようだとか、歩いているのでは?など正確な情報が入って来ません。倉垣君が折り返したときに姿を見かけたから、どれだけ歩いてもそろそろゴールできるはずなのに・・。自分はずっとゴール前にいたので見逃すはずはないのですが、なかなか帰ってこない・・。おかしいと思っていたら、全員で使っているLINEに「解散ですか?」と入っており、どうやら無事にゴールしていたようです(笑)どうもスミちゃんがゴールして、我々の所に戻って来たときに写真を撮っていたときにゴールしたようです(笑)そのため誰も松原君のゴールシーンを見ていません・・。いやーこれにはビックリしました。ということで、大変残念ですが松原君のゴールシーンはありません。代わりに噂の?写真を貼っておきます。

とういことで、全員が無事に帰ってきた湘南国際マラソン!それぞれが色々と学ぶことの多かった素晴らしい大会になりました。みた接骨院で作成した大会用Tシャツにも入れましたが、「known no limite」の精神で走りきったスタッフみんなが湘南国際マラソンの輝かしいフィニッシャーとなりました。応援して下さったみなさま、本当にありがとうございました!スタッフの頑張りを見て何かを感じて、マラソンを始めてくれる方が一人でもいたら我々としても非常に嬉しく思います!!その場合には声をかけて下さいね(笑)

結果速報はこちら
湘南国際マラソン裏話?その1はこちら
湘南国際マラソン裏話?その2はこちら

2013年11月8日金曜日

湘南国際マラソン裏話?その2

なんだか湘南国際マラソンが遠い昔にあったような気がしてなりません。まだ1週間経っていないのに、時間の経過は早いですね。
まだまだ余裕です
さて、湘南国際マラソンの後半の裏話?です。30km位まではスタッフはかなり元気で、やはり積み重ねてきた練習は間違えではなかったことがよくわかりました。が、周りを見渡すと25kmを過ぎた頃からだんだんと歩き出している人が多くなってきて、30kmを過ぎとあちこちでストレッチをしたり止って休んだりしている人が相当数いました。走っていたみんなに言わせると、歩いている人たちを避けるのがかなり疲れたとのことです。どちらかによって歩いてくれれば良いのに、みんながそれぞれで歩いていてまるで歩行者天国のような状態なので、その中を走るのは気を使うようでした。

少しフォームが崩れてきました
30kmを過ぎた辺りの給水所で反対車線から
みんなを見ると、スミちゃんが少し遅れ出しました。フォームも崩れてお腹が痛そうに見えます(実際は痛くなかったそうです)人を避けるのに疲れてペースを上げられず、みんなにくっついて行くと潰れると判断して敢えて遅れたとのことです。フルマラソンで大切なのはムリしてペースを上げることではなく、自分の状態を把握しながら自分のペースで前に進むことです。スミちゃんはそれを実践していました。




余裕のフォーム
37km近くで西湘バイパスに入ります。さすがにここは沿道を走ることは出来ないので、国道から回り込んで側道を走ると、ちょっと小高い道に出て西湘バイパスが見渡せます。さすがにこの辺りまで来るとかなり歩いている人が目に付きます。といってもここまで来ればあとは歩いても時間内にゴールできるので、ある意味計算してのことだと思います。かなり足を引きずっている人が多かった印象があります。で、遠くから目をこらしてよーく見ると増永君と倉垣君を発見しましたが、2人しか見えません・・。スミちゃんは遅れているのがわかっていたのですが、松原君がいません・・・。

松原君よりもどーもくんの方が気になります(笑)
後で聞くと松原君は途中から30kmを超えた辺りから原因不明の腹痛が出て、トイレに何度も寄っていたようです。それで歩いたり走ったりを繰り返しながら前に進んだそうです。

ずっと仲間と走っていて、その後一人になるとかなりの孤独を感じたそうです。やはり仲間の力というのは大きくて、一緒にいるだけで力がわいてくることを実感したそうです。斉藤君は20km前からずっと一人だったので、かなりの孤独と戦ったようです(みんなから離れてしまったため、斉藤君の激走シーンが撮れませんでした・・)
カメラを向けると笑顔に・・
松原君から遅れること少しして、スミちゃんもやってきました。まだまだ笑顔で応える余裕があります?実際はかなりきつかったようですが・・

37km先からは応援の人は入れないので、そのままゴール地点の大磯ロングビーチに向かいました。側道を走り続けると西湘バイパスと並行して走っている場所があり、そこからみんなを撮影しました。

残りあと少し!!倉垣君はきつそうです
湘南国際マラソンの過酷なところは、一度ゴール地点を通過してその先で折り返してゴールに向かうところです。この辺りになるとかなり痛みも強く、足が前に進まなくなってくるようで、相当数の方が歩いていました。しかしゴールが近いと言うことでみなさん痛みと闘いながらどうにか前に進んでいます。

39kmあたりで捉えた二人の写真。増永君はかかなり余裕がある様に見えます。倉垣君は練習量が少なかったにもかかわらず、増永君にぴったりくっついてここまで頑張りましたが、この後、急激に足が重くなり足が前に進まなくなったため増永君と離れて走ったそうです。

ゴールまであと少し!残りの力を振り絞ってそれぞれのゴールを目指します!
ゴール編に続く

結果速報はこちら
湘南国際マラソン裏話?その1はこちら

2013年11月6日水曜日

湘南国際マラソン裏話?その1

連休が明けて、無事に完走したスタッフは朝から思いのほか元気そうです。が、やはり翌日の11月4日は筋肉痛が激しく、産れたての子鹿のようだったようです(笑)まあ、あれだけ走れば当然ですね。

さて当日を少し振り返ってみたいと思います。

スタッフ達は大船駅から会場まで直行のバスに乗って会場入りしました。

自分は自宅から自転車で第四給水所の辻堂海浜公園に向かい、そこでみんなを待ち伏せすることにしました。スタートから15km位の場所なので、まだまだ元気だろうと予想して、この給水所を選びました。ちょっと早く到着したのですが、あまりにも人が多くてちょっとビックリしました・・。邪魔になるので給水所からちょっと離れたところにスタンバイです。

程なくしてすみちゃん、倉垣君、松原君が笑顔で現れてまだまだ元気な印象を受けました。斉藤君と増永君はトイレ休憩を挟んで後から追いかける形でしたが、ちょうど目の前で合流できました。
今回の僕の役目は写真を撮ることだけではなく、補給食を渡すことも含まれていました。距離が長いのでハンガーノックを起こして動けなくなる可能性があるので、チョコ、ハッピーターン、カステラ、羊羹、ゼリー飲料などを大量に準備してみんなに配りました。さっそく食らいついたみんなでした(笑)と言いながら自分もかなり食べました(爆)

ここから折り返し地点の江ノ島に向かって走ります。自転車で行ったのでかなり遠回りをして江ノ島に向かわないといけないかな?と思っていたら、歩道を通行できることがわかったので、みんなと伴走しながら江ノ島に向かいました。が、ここからが思いもよらぬ迷走が始まりました・・・。江ノ島近くの歩道橋下で隠れてみんなを撮影しようと目論んでいたのですが、待てど暮らせどみんなが現れない・・・。
今回はどのくらいのペースでみんなが走るかを事前に計算して給水所で待つことにしていたのですが、かなりペースが遅くなっても通過しているはずの時間に現れず、かつ関門の時間が近くなっても現れない・・おかしい・・

ここからみんなを追いかける予想もしなかった展開に(汗)20km地点で時計を見るとすでにみんなは通過しているようです・・。まだまだ先だなと思っていたところ、斉藤君に遭遇しました。聞くと足を攣ってしまい、怖くてペースを上げることが出来ないで歩いていると言うことでした。そのためみんなとは離れて一人で走っている状態でした。かなり足を引きずっていたので、ムリをしないように伝えみんなを追いかけました。あれだけ足を攣ることを予防するために禁酒をして備えたのに、あまりお酒は関係なかったようです(笑)

そこからしばらく走って茅ヶ崎辺りで4人に追いつきました。4人は思いの外元気そうでちょっと安心しました。なんだかみんな調子が良いみたいで、まだまだ走れます!みたいなことを言っています。周りではペースが落ちている方が多くて沿道に止ってストレッチしたりスプレーを使っている人が増えてきました。

増永君はレッドブルを持ってきて欲しいと言っていたので、そこでやっと手渡しました。やっぱりレッドブルは翼が生えるようで、そこからかなり回復したようです。

ここから平塚大橋を渡り、本当の地獄は33km辺りから始まったのです・・・
湘南国際マラソン裏話?その2に続く
結果速報はこちら

2013年11月5日火曜日

湘南国際マラソン、結果速報!!

奇跡的に快晴になった11月3日、とうとう今年一番のイベント「湘南国際マラソン」が開催されました!!例によって?スタッフの応援、写真撮影のためにお邪魔してきました。

それぞれがいろいろな想いを持って痛みと闘いながら42.195kmを走り抜き、全員無事に完走しました!!いやー本当にゴールシーンは感動物でした!!

速報タイムです!
スミちゃん・・5時間04分
斉藤君・・5時間26分
増永君・・4時間41分
倉垣君・・4時間53分
松原君・・5時間13分

全員がパーソナルベスト!そして自分自身と戦って勝ちました!



ゴール後に撮った写真がこの日のすべてを物語っていると思います。受付けでスライドショーを流しているので、ぜひご覧下さい。

この日の裏話はまた次のブログで(笑)

2013年11月1日金曜日

包帯甲子園??

やっと秋晴れが見られるようになりましたね。いよいよ11月に入りました。あっという間に冬支度が必要になりそうですね・・。

さて、今年一番のイベント?湘南国際マラソンが今週末です。出場するスタッフも体調管理に余念がなくそれぞれ自分の思ったとおりの調整を続けているようです。なんちゃって?カーボローディングをしているスタッフもいますが、よく見てみると食べたいだけ食べているようにも見えます(笑)

湘南国際マラソンが終わると、年明け1月には「包帯甲子園」が待っています。先日、港南台の杉田接骨院の杉田先生とお会いしたときに「包帯甲子園を開催しよう!!」とお声をかけていただき、我々柔道整復師の必須アイテムである包帯をしっかりと巻く技術を競い合おう!!という趣旨に賛同し参加させていただくことにしました。みた接骨院のスタッフはなぜか?勝負好きなので、「やるからには絶対に負けられないぜ!!」と早くも鼻息が荒いです(汗)

本来の我々柔道整復師の本分である「外傷を治療する」上で固定のための包帯は絶対に必要なのですが、外傷を治療しないor治療できない接骨院が多くなったことで、固有技術である包帯を巻くことが出来ない柔道整復師が増えてきています。自分の師匠もそうであったように「包帯を巻けない柔道整復師は柔道整復師ではない!」とみた接骨院でも厳しく?指導しています。

一見簡単そうに見える(らしい)包帯ですが、実際に巻いてみると非常に難しく、思ったように包帯が走ってくれません。自分も修業時代には包帯にはかなり苦戦しました(汗)何度練習で巻いても思ったように巻けず、すり切れるほど練習をしたものです。これは包帯に限ったことではないのですが、技術を身につけるにはとにかく数をこなすのが一番です。身体にしっかりとしみこむまで何度も何度も繰り返して、覚え込ませる。とにかく続ける、それに限ります。特にに包帯はパット見るだけで綺麗に巻けているか?そうではないかがはっきりとわかります。たいてい綺麗に巻けている包帯は固定力もあり、巻かれている方も心地よく感じます。その域に達するには何度も何度も巻き続けるしかないのです。

さあ包帯甲子園に出場するみた接骨院代表は誰になるのでしょうか??ルールでは各接骨院から1人選ばれるので、まずは院内大会(区大会)を勝ち抜き、近隣の接骨院大会(市大会)、県の接骨院(県大会)そして最後に全国大会(甲子園!)へと繋がります。この戦いを通じて、誰よりも多く練習して腕を上げるのは誰でしょうか??来年の1月に注目です!!